【新作入荷!!】 国際関係のなかの日中戦争 人文

「国際関係のなかの日中戦争」\r西村 成雄 / 石島 紀之 / 田嶋 信雄\r　『日中戦争の国際共同研究』刊行にあたって　　　山田辰雄\r　まえがき　　　西村成雄\r\r日中戦争を外交と国際関係の視点からグローバルに位置づけ直す。\r▼戦後60年以上が経過し、政府関係の資料のみならず、蒋介石日記に代表される多くの史料が公開され、イデオロギーから自由な歴史研究や学術交流が少しずつ進んできた。日・中・台のみならず、欧米の視点をも含んだ本書の多彩な議論は、その流れを促進してきたこの共同研究を締めくくるにふさわしい1冊となっている。「日中戦争の国際共同研究」シリーズの最終巻。\r\r総論　国際関係のなかの日中戦争――ヨーロッパ国際関係との関連を中心に　　　田嶋信雄\r第１部　グローバル・ポリティクスとしての日中戦争\r第１章　日中戦争と日独中ソ関係　　　田嶋信雄\r第２章　日中戦争期のソ連、アメリカ合衆国と国共「統一戦線」　　　N.L.ママーエヴァ（巽由樹子訳）\rに\r第３章　抗戦期間における中国共産党とコミンテルン　　　 楊奎松（梅村卓訳）第４章　雲南省経由の援華ルートをめぐる国際関係――日本側の対応を中心に　　　石島紀之\r第５章　ベトナム問題をめぐる中仏交渉　1945－1946年　　　楊維真（天野裕子訳）\r第６章　日本植民地帝国の展開と構造　　　山本有造\r第２部　二国間関係のなかの日中戦争\r第７章　アメリカ戦時外交と中国辺境少数民族問題　　　劉暁原（高光佳絵訳）\r第８章　抗日戦争期の蒋介石とスターリン　　　李玉貞（黒木信頼訳）\r第９章　日中戦争前後のイギリス外交と中国観の変容　　　R．ミッター（木谷名都子訳）\r第10章　戦時中のカナダ－中国関係　　　ダイアナ・ラリー（日野みどり訳）\r第11章　蒋介石とインド独立運動　　　楊天石（渡辺直土訳）\r第３部　戦時日中関係の諸相\r第12章　日中戦争直前における日中国交交渉　　　臧運祜（根岸智代訳）\r\r第13章　日中戦争と中国宣戦問題　　　土田哲夫\r第14章　抗戦期重慶の歴史的役割　　　周　勇（関智英訳）\r第15章　戦前期中国（関内）における日本の海外神社　　　副島昭一\r第16章　未完の戦争責任――旧日本陸軍登戸研究所の偽札作りについて　　　姫田光義\r\rあとがき 石島紀之\r編者・執筆者紹介／訳者紹介\r索引

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